本学理工学研究科材料工学専攻の岡田清教授,亀島欣一助教を中心とする研究グループは,飲み薬を胃で溶かさずに,十二指腸に入ってから薬剤を徐々に腸内に放出する技術を開発した(図1).必要な薬剤を必要な部位だけに送付して吸収させるシステム(DDS:Drug Delivery Sytem)の研究の一環である.DDSを使うと必要な薬剤の分量が減るので,患者が薬剤を飲む回数や1回当たりの投与量などを節約できる.
本研究成果は2008年6月9日に東工大ホームページで紹介されました