東京工業大学大学院理工学研究科 材料工学専攻の鶴見敬章教授のグループは,コニカミノルタIJ(東京都日野市)の協力で,非鉛セラミック材料を使ったインクジェット・プリンタ用ヘッドの試作に世界で初めて成功した.現在EUは,鉛などの有害物質の使用を禁じたRoHS指令を出しているが,圧電体として代替物質がないPZTの使用は例外的に認めている.今回開発した新素材ヘッドはRoHS指令に完全に対応できるものとして注目される.
本研究成果は2008年7月1日に東工大ホームページで紹介されました