神奈川科学技術アカデミー(KAST)が最先端の科学技術研究の推進とその成果展開を目的として、平成16年度~18年度に実施した中島「ナノウェッティング」プロジェクト(リーダー:本学理工学研究科材料工学専攻、中島章准教授)において開発した「液滴転落挙動解析システム」が協和界面科学から製品化される。秒間500コマ撮影の高速カメラ映像をもとに、特殊なアルゴリズムにより液滴が斜面を転落する時の各端面の速度や液滴の高さ、長さなど10項目を同時計測する。計測時間を従来の1/100に短縮し、データの精度を10倍に高めた。
本成果は2008年8月22日の日刊工業新聞に掲載されました。